成田 富里 税理士 『税理士法人 成田綜合事務所』

事務所便り

サーフィン国際大会QS6000

今年はゴールデンウィーク中にサーフィン国際大会であるQS6000が開催され、世界中からトップクラスの選手が集まっておりました。
一般人の私としてこの大会の何が素晴らしいのかというと、会場である志田下(千葉県一宮町釣ヶ崎海岸)隣にあるサーフポイントのシダトラが外国人選手の練習場所に利用されておりまして、外国人選手に囲まれながらのサーフィンを堪能することができるということ。
信じられないスピードでのライディングや高いエアーを間近で見られたりと、海外へ行かずしてワールドクラスのサーフィンを体感でき、地元ならではの役得を満喫することができました。

フローター
フローターが決まっています。
一緒に海に入っていると分かるのですが、普段海に入っている日本人の中上級者によるフローターの距離とは別次元でして、あり得ないほどリップを長距離ライディングして次のフェイスに入って来るため、みんな前乗りになってしまいます。

エアリバース
グラブのエアリバース
とんでもない高さのエアーですが、ワールドクラスの外国人は当たり前にこれをします。この波でこの高さのエアーと着地を成立させる日本人は、千葉茨城で見たことはありません。

チューブライディング
チューブライディング
一瞬のチャンスを逃さず軽々と技を仕掛けてしまうんですよね。凄いとしか言いようがありません。

リッピング
バックサイドからのリッピング
スプレーも大きく出ていて、とても綺麗ですね。奥は太東海岸になります。

エアリバース2
エアリバース
回転中のため不思議な体勢になっております。

吾国山〜難台山〜愛宕山縦走

昨年、吾国山のカタクリを見に行く予定でしたが、春の訪れが早くカタクリの開花時期も早かったことから行けませんでした。
今年は3月下旬から4月に入って異常ともいえる気温低下が続いていておりましたが、霜が降りるほどではない状況。このような気象状況の場合、暖かくなると一気に開花し満開の美しいお花畑を観察できることから、これはチャンスと登山を実施することにしました(縦走日は4月6日)。

エイザンスミレ 吾国山
エイザンスミレ
道祖神峠から今回はスタートし、カタクリの群生地がある吾国山目指している途中に咲いておりました。久々の出会いだったため、ちょっと感動。

吾国山、カタクリ
吾国山ほど広範囲に生育しているカタクリ群生地を見たことがなかったため、とても幸せな気分になれました。紫色〜桃色〜白色の狭間にある妖しげな日本人好みの独特な色彩。なぜ、これほどまでにこの色彩に心が揺さぶられるのだろうか。
大好きなヒナスミレやシラネアオイ、トガクシソウもこの系譜…。
美しい景観を見てしまうと離れたくなくなってしまう性格から、ドップリこのカタクリ群生地に浸かってしまい、予定よりずっと居座って時間をかなりオーバーしてしまいました。

吾国山、ブナ林、カタクリ
ブナ林内にあるカタクリ生育地が、自分の中ではスタンダード。吾国山のように近場でブナ林内のカタクリ群生地が見られるのは、とても貴重だと感じました。

ホソミオツネントンボ
ホソミオツネントンボ
吾国山のカタクリを鑑賞した後、下山中の植林エリアで見つけました。
名前の通り越冬するタイプのイトトンボでして、成田や富里、八街、佐倉でも普通に見られます。
ただ、冬前後は茶色で目立たないため(グリーンシーズンはブルーになりますが)、実際探そうとするとなかなか見つからない種。
ちなみに、広角レンズで撮影しているため、トンボとの距離は10cmもありませんが、接近方法さえ分かれば楽に撮影できます。長年培った熟練工の技というやつですかね(笑)。

イノシシが堀った痕
イノシシによる堀穴
道祖神峠から難台山へ登る途中で見つけました。イノシシはどこにでもいるのでしょうが、随分と深く掘っていたためアップしました。

難台山の山頂にて ヒオドシチョウ
ヒオドシチョウ
難台山の山頂にて昼食休憩をとっていた所、蝶が写真のように職員の帽子にまとわり付いていたため、超接近撮影することができました。この時もホソミオツネントンボ同様10cm以内の至近距離撮影です。
Sさん、帽子に蝶々のブローチ可愛いですね。滅多に撮れませんよ!

クサボケの花
クサボケの花
職員から何の花ですかと問われたため掲載しました。珍しい種ではありませんが、オレンジ色の生物となると里山以外の山地帯〜亜高山帯では花よりキノコやチョウのほうが多くなります。

モミジイチゴ
モミジイチゴ
果実のイチゴはボチボチの味ですが、食べられます。

ホルンフェルス
縦走ルートにホルンフェルスがあると笠間市の作成したPDFパンフレットにあったため、分かりやすいものを探していたところ、団子石周辺にて誰かが置いたであろう岩石がありました(写真)。
このエリアには、泥質ホルンフェルス (マグマの熱により変成した岩石)の他に、砂質ホルンフェルスや花崗岩、粘板岩、斑れい岩等の深成岩もあるそう。
写真の岩石は、脆そうでしたので硬いホルンフェルスとは考えにくく、泥岩(頁岩)のようにも見えますが、綺麗な面上の劈開面を形成していることから、パンフレットの分布図に従うならば、粘板岩でしょうか。
20年程前、山岳ガイド仲間と谷川岳一の倉沢から衝立岩までクライミング講習と岩石調査をして、ホルンフェルスや花崗岩、蛇紋岩、グリーンタフを探したことや、地質学の専門家と調査困難地の石灰岩地や泥岩地エリアに赴き、化石発掘をした懐かしい想い出が蘇り、とても懐かしさがこみ上げてきました。

付いては離れ
接合しては離れ、離れては接合し。出会いと別れ。人と人との出会いか…。含蓄ある木ですな〜

オオヤマザクラ?
見晴らしの丘を通過し、愛宕山へ向かう途中でニホンジカの鳴き声(警戒音)を2回聞きました。茨城県は「シカ空白県」と言われておりましたが、県央まで侵入しているのですね。カタクリ群生地がちょっと心配になりました。

愛宕山 鳥居前の桜
愛宕山の鳥居前のサクラ
無事到着。ソメイヨシノ満開でした。

富里オフィス移転のお知らせ

3月より富里オフィスは従来の富里市高松286番地2から富里市七栄532-3へ移転致しました。今後ともよろしくお願い申し上げます。
電話につきましては、代表の0476-20-0020にて連絡可能となっております。

富里オフィス
富里インター近くにある酒屋の島屋さん隣となります。

会議室テーブル
会議室のテーブル。カエデの木で自作しました。

保台古道とキクガシラコウモリ

千葉の山はヤマビルが活動していない冬がチャンス。ヤマビル生息地として危険度の高い保台古道と元清澄山を歩いて来ました。

保台古道看板
看板
保台古道入口の看板をよく見るとUFO道と書いておりました。遊歩道ではなくUFO道。いいんじゃないでしょうか。

沢沿いルート
遠沢を遡行
保台ダムは水道水としても利用されているとのことで、沢水も綺麗でした。
余談ですが、渓相と樹種を見る限りルーミスシジミがいかにも生息していそうなエリアと感じました。

キョンの足跡
キョンの足跡
足跡の近くの急斜面にオスのキョンが1頭いました。ちなみにニホンジカの警戒音も聞こえたので、両方いるようです。

切通し
切通し
目印となる切り通しが見つかりホッと一息。この先で関東ふれあいの道にぶつかる尾根ルートと保台古道ルートに分かれます。トンネル方面は危ないらしい?ということで職員は関東ふれあいの道へ、私はキクガシラコウモリのいる保台古道へ進みました。

1号隧道
1号隧道
林の中にあり、入口周辺に小低木やシダ、ツル性植物が生育しているため、ちょっと分かりづらいですが、見つかるとちょっとした感動が味わえます。

鴨川市 キクガシラコウモリ
キクガシラコウモリ
こんな感じでぶら下がっているんですね。コウモリの営巣地を見るのは初めてだったため、感慨深いものがありました。右側の黒い筋はキクガシラコウモリが数十年に渡りぶら下がっていたことにより付いた痕なのでしょうか。そうだとしたらとてつもなく凄いことです。

風を避けられる窪地2箇所に数十~百頭ほどが集まっており、地面は溜まった糞でフカフカしておりました。

保台古道 キクガシラコウモリ
キクガシラコウモリ2
アップにしすぎでしょうか。顔に円形状のもの(鼻葉)がついているのが特徴。トンネル内がマイナス5度以下で凍結しており風も吹き抜けていたため、手がかじかんで20分ほどの撮影で断念。どの個体も目を開けておらず、眠っているのか羽ばたきすらしませんでした。

4号隧道
4号隧道
ベースボール状に綺麗に掘られたトンネルでした。

片洞門
片洞門
切通し、隧道8つ、片洞門とここまで苦労して作る必要があったのだろうかと疑問に感じましたが、あとで合流した職員に関東ふれあいの道へ行くルートの状況を聞いたところ、道の直下が急斜面で痩せ尾根とのことでした。馬を歩かせることを考えると、作らざるを得なかったのかもしれませんね。

ヤブツバキ
ヤブツバキ
冬に咲く貴重な花です。

イロハモミジ 新緑と紅葉
イロハモミジ
この時期に、新緑に近い葉と紅く色づく葉がありました。一旦落葉した後に暑さで春と間違え新芽が出てしまい、その後寒くて再度紅葉したのでしょうか。

巨木 スダジイ
巨木スダジイ
尾根筋の岩場にガッチリ根付いていました。

下りの尾根
下りの尾根
非常に急傾斜でグリップが効かず腿にきました。よく頑張りましたね。

忘年会

韓国料理を忘年会等で食べていないということで、今年はメルキュールホテル内にある韓国料理のアリランにて忘年会を開催しました。

忘年会
オススメ料理のチーズッタカルビや牛ブルコギ炒めなどが美味しいかったです。

忘年会
誕生日のサプライズ。花火の登場にはビックリしました。

今年発見した希少生物

アサザ(成田市)、アオチャセンシダ(茨城県) 、シロマダラ(富里市)

アサザ
アサザ 千葉県カテゴリーA:最重要保護生物
目立つ花なので、この池に黄色い花が咲いていることを知っている方もいるのでは?

アオチャセンシダ 茨城県
アオチャセンシダ
茨城県の新分布植物発見! 間違いなく茨城県の絶滅危惧IA類クラスでしょう!
茨城県の二ヶ所で確認しました。茨城県自然博物館に問い合わせたところ、茨城県では公式上分布していない植物だそうです。私が過去に確認した場所も山梨県の北岳、新潟県の角田山、群馬県の至仏山という寒冷多雪地でしか確認しておりませんので、太平洋型気候域に生育していたことにビックリしました。
地味ですが、その筋では凄い発見だと思います。

シロマダラ
シロマダラ 
千葉県レッドリスト動物編はH31年3月に改定発行予定とのことですので今回はカテゴリを省略させて頂きます。
昨年、香取市の小学生が発見捕獲したとして話題になりました。そのシロマダラを発見したわけですが、残念ながら私のは死体。
場所は事務所近くの公園ですが、草刈りとU字溝周りの土が掘り返されていたので、いずれかの作業中に死んでしまったものと思われます。

竜神峡

10月は竜神峡ハイキングルートを回って来ました。

竜神大橋
竜神大橋より竜神ダム。岸が岩盤なのが特徴的。

亀ケ淵
亀ケ淵。ここまで来る人は少ないのか、ただただ静寂。
ここより下流は伏流水になっていて川は消滅していました。

亀ケ淵 清水
亀ケ淵では二本の沢が合流しておりますが、両沢とも透明度が高かったです。

サルオガセ
サルオガセ
湿度が高く風通しの良い水辺や霧の多い所で見られます。

綺麗な淵
亀ケ淵を通過後、とても綺麗な淵がありました。幻想的ですね。

宝剣洞
宝剣洞
篭岩同様、不思議な風化の仕方です。

太郎杉
太郎杉
武生神社奥にあります。ここまで横枝が大きく成長している杉は珍しいですね。

テンの食痕
テンの食痕
アケビを集中的に食べているようで、たくさん落ちていました。

バンジージャンプ
バンジージャンプ
雄叫びがダムに響いていました。

花園渓谷2・沢登り

花園渓谷も2回目となりますが、前回の反省を踏まえ今回は渓流に入っての沢登りをしてきました。やはり花貫渓谷よりも標高があるためか、真夏の暑い日ではありましたが、水温も低く快適に楽しむ事が出来ました。

花園渓谷
落雲の滝
前回見忘れたので見てきました。千猿の滝の下にあります。


千猿の滝
夏のせいか水量は少ないようです。スタート直後の足が慣れていない状況で怪我する危険があったため、一旦道路へ戻って50mほど上流へ歩いてから入渓しました。

大分岩は小さくなってきたところ
千猿の滝の上流部は大きな岩が点在しており遡行が大変ですが、ある程度進むと写真のように渓流も落ち着いてきます。

小岩になり砂地も増えてくる
岩も減って両岸には笹が生い茂るようになってきました。上流へ向かうにつれ徐々に渓相が変わっていく様を眺められるのも沢登りの楽しみです。

ニコニコ
クマとウサギは笑っていますが、本人達に笑顔はありません。早く景色を見ながら歩けるほど余裕が出て来るといいですね。

藪漕ぎ、倒木を超えて
藪沢を行く。
笹がバシバシ顔に当たるので結構大変。ここまで来るとベテランのように見えますが、まだ沢登り1回目と2回目の二人。

湿原手前
沢の源流部に到着。土が泥炭層である通り、この先は亀谷地湿原になります。

サワギキョウ
湿原の林縁にサワギキョウが咲いていました。きれいですね。

チチタケ
チチタケ
写真のように白い液体が出て来ます。お盆前後から出るキノコで、栃木県民がこよなく愛するキノコ。「ちたけそば」と言う名で売られており、そばつゆの出汁に最高です。ただ、食感はモッサリして正直微妙。

ウスタケ
ウスタケ
昔は食されていたようですが、現在は毒キノコに分類されています。
ウスタケやシロシメジ、スギヒラタケのように昔は食べられるキノコとされていたものが、最近だと毒キノコに分類されていたりします。当時食べていたものが毒に分類されているのを見ると、オイオイ勘弁してよと突っ込みを入れたくなりますが、キノコは食べた翌日に、あ〜生きてて良かったと実感するのがスリルあって楽しい(笑)。

花貫渓谷

低山を7月や8月に歩くとなると熱中症の危険があるため、涼しい標高の高い山へ行きたかったのですが、子供のいる職員は早朝出発も難しく夜9時前帰宅がギリギリということでクリアする山がなかったことから、茨城県内にある渓流の沢登りを企画してみました。
沢登りは滑りやすく危険という認識が登山者にあるためか、釣り人以外滅多に人と出会うことがありません。
うだるような暑い夏に、静かで爽やかな美しい渓谷を独り占めできることは、最高の贅沢ですね。
沢に入っての渓流遡行はなかなか経験できることではありませんので、みんな楽しんでくれたことと思います。

スタート
全員初心者。まずはウェーディングシューズのグリップ力を把握したうえで歩行に慣れる必要があるため、砂地の混じる緩い沢のポイントから入りました。
しかし、靴に水が入ることや濡れる心配、流れが怖い、転倒の恐怖、水中の状況が把握できない等一般登山道とは違う状況に戸惑ってなかなか進めず悪戦苦闘していました。

不動滝
乙女滝

日差し
ゴロタ石の連続

倒木更新
枯木の上に幼木が生えて成長して行くことを倒木更新といいますが、渓流のど真ん中にあるのは珍しい。よっぽど鉄砲水など大規模増水がないということでしょうか。

涼しげな渓流
低山ハイクだったら熱中症になっていたかもしれません。今回は涼しげな渓流を楽しむことができました。
水温は結講高めで、泳げるレベル。イワナの生育には厳しいかな。

汐見滝
汐見滝
滝上を通過できるか見てみましたが、初心者には危険なので一旦道路へ上がることにして、吊り橋見学。

滝上の大岩
汐見滝の上から再入渓したところ、大きな岩がありました。

アズマヒキガエルの子供
アズマヒキガエルの子供
花貫渓谷のヒキガエルは黒色、茶(赤、黒)褐色、クリーム色、赤色と色数の多いタイプが優占しているようですね。
アズマヒキガエルの体色には様々なバージョンがあるので、改めて観察してみると楽しいですよ。

涼しげ
ここも涼しげできれいな水でした。

頑張ってます
水深のあるところは流れもきついので、岩に登ったり岸を歩いたりとルートファインディングも重要となってきます。

インスタ映え
緑が目に心地よいです。

ツチアケビ
ツチアケビ
ツチアケビは光合成をしないことから葉緑素を持たず、菌根菌(ナラタケ)から養分を摂取することにより成長していきます。さらにアケビのような液果をつけて鳥に食べてもらうことで種子散布をする戦略をとる珍しいラン科植物でもあります。

成田の希少な生き物

朝から天候の悪い日曜日でしたが、午後に晴れ間が出てきたため、久しぶりに生物調査へ行ってきました。
なぜ、突然思い出したかのように行ったのかというと、成田空港の滑走路の新設・延長に関して環境影響評価準備書なるPDFが公表されており、その中でイシガメとアカハライモリが見つかったとの記述があったためです。
多古と山武が調査範囲に入っているため成田とは限りませんが、それでもイシガメとアカハライモリが未だ生息していることにビックリ致しました。特にイシガメは、北総エリアが太平洋側の北限となるそうですので希少度は高くなります。

アサザ
アサザ
以前から梅雨時になると黄色い花を咲かせていたため確認してみたところ、やっぱりアサザでした。千葉県では昨年Aランクに格上げされた最重要保護生物となります。

クサレダマ
クサレダマ
まだ咲き始めです。風で倒れ気味でした。千葉県では要保護生物のCランク

ノカンゾウ
ノカンゾウ
八重咲きのヤブカンゾウはよく見かけますが、ノカンゾウについては減少傾向にあると聞いております。千葉県ではレッドリストに入っておりませんが、探してみると意外に見つかりません。

めだか
メダカ
湧き水の出ている源流部の細流で泳いでおりました。まだ生まれて間もないため体長は20mm程。昔はどこにでもいましたが、今は絶滅危惧種となり出会うことも難しくなってしまいました。